出来事。
こんばんは。
今夜はとある日のレッスンの出来事を書きたいと思います。この上の写真は子供の初級コースでの初心者レッスンの一場面です。
パッと見は、ほのぼのとした雰囲気の一コマに見えますが…
生徒さんの後ろからのびるディープなカービングラインにお気付きでしょうか?
そうです。
この距離を通り過ぎていく上級者います。この様なことは日常的に起こりますので、レッスンは細心の注意をしており、生徒さんにも自分を守る意味でゲレンデ中央部での停止は最低限にするように促しております。
ただ、ここは初級コースです。
ゲレンデの真ん中にいる人が悪い。という考えもあるかと思いますが…
技術的にここに居ざるを得ない。状況と言うことも理解しておかなくてはなりません。
どう受け止めるかは個人の判断に委ねざるを得ませんが。
ここ数年、スキー場には多くの上級者がお越しになっております。そして、そんな上級者のたくさんの方々がキャンプを開催したり、八千穂の魅力をSNSにアップしてくれてるおかげで、さらに上級者が集まってくれております。
村営化から民営化へシフトするこの現状としては、スキー場がたくさんの方に注目されて利用してもらえるのは嬉しい限りです。
ただ、今も昔も変わらない。
上級者が下級者に優しいスキー場になってもらいたいです。
スキー場での最低限のルールもあり、おかれた立場のモラルも問われます。
様々な技術レベルの方々が同じ目的でスキー場へお越しになっております。スキー場へいらしてくれる全ての人が楽しく安全なスノーライフを過ごせるように一人ひとりが思いやりのある行動をして頂ければ、スキー場はより良くなり更なる発展ができると思います。
上級者ほど謙虚で下級者の憧れる存在であってもらいたいです。子供たちや初心者の方は上級者の滑りも見ていますが、滑っていないときの行動を客観的に見て人間性を判断しています。
そんな様子を目の当たりにし、私ども講師も襟を正させていただきました。
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